プロ直伝コーヒーメーカーの選び方!サルでもわかるおいしいコーヒーのコツ

コーヒーメーカーのポイントをプロが伝授!コーヒーを美味しく作るコツを418ページにわたり紹介します
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ネスレ、スタバも注目!プーアル茶の里、中国最大のコーヒー基地に

中国最西南部のラオス、ミャンマー国境に近い雲南省プーアル(「普洱」)市と言えば、プーアル茶で知られる中国茶の名産地だ。ところが、同市は中国最大のコーヒー産地として、ネスレやスタバのコーヒー豆栽培基地へと様変わりしつつある。

生産額ではまだお茶の10分の1以下だが、雲南省プーアル市は中国全土のコーヒー栽培の作付面積、産出量の6割前後を占める中国最大のコーヒー産地に成長している。同市のプーアル茶作付面積は3万ヘクタール(2008年)、生産額は1288億8750万円(2010年)とプーアル茶産業は伝統的に同市を支える支柱産業だ。一方で99年には1万2000ヘクタールだったコーヒーの作付面積は、最新の統計では2万8300ヘクタールまで急増している。2010年の現地農家のお茶の買い上げ価格はキロ当たり約250円だったのに対し、国際市場と連動したコーヒー豆は480円と倍近く高い。追肥や害虫の世話も楽なコーヒー栽培は、農家にとってお茶栽培よりも効果的に儲かる作物だ。そのため、近年多くのお茶農家がコーヒー栽培に切り替えているという。

地元政府は、コーヒー栽培を2020年には10ヘクタールに増やし、支柱産業に成長させる計画を公表している。さらに将来的にはアジアで最大かつ最高のアラビカ種の生産地を目指すという目標を掲げている。


プーアル茶。2000年の歴史を持つプーアル茶だが、現在多くの農家がコーヒー栽培に切り替えている。
このようにプーアル市でコーヒー栽培が中国一盛んになった背景にはスイス食品大手、ネスレの関与がある。同社はまだ中国の農村が外国人に解放されていなかった88年にいち早く同地にコーヒー栽培センターを設立。コーヒー栽培に適した自然条件は南北緯22度の間に位置する標高800~1200メートルの熱帯地域だが、この条件から当初ネスレは雲南省と海南島に狙いを付けた。後者は海風などにより条件が合わずに断念し最終的に雲南省に拠点を置いたという。その後ネスレはここで一貫してコーヒー栽培に関わってきた。今では同市のコーヒー農家の90%がネスレの農業技術指導を受け、同社が開発したロブスタ・アラビカ交雑種を栽培している。

これは雲南の風土に合わせて、香りの高いアラビカ種75%を害虫などに強いロブスタ種25%と掛け合わせた新種。アジアのコーヒー大国と言えば生産量、輸出量共にブラジルに次いで世界2位を誇るベトナムがある。しかし、ベトナム産は苦みが強いロブスタ種なのに対し雲南省ではワンランク上のアラビカ種を軸とした品種の開発と栽培に成功したことになる。

その高い品質を見込んで、スターバックスもすでに2010年年末より、同市でコーヒー豆栽培に参入している。 同社は2015年までに店舗数を1500店に急増させ、中国を北米以外で最大の市場としていくビジョンを立てている。今後急成長を見込んでいる大市場への原料確保の上でも雲南省産のコーヒーの魅力は大きい。


雲南省原産のプーアルの樹木。この葉をお茶に加工する。お茶の里として知られるプーアル市は中国最大のコーヒー豆基地に変貌しつつある。
また、中国誌・世界博覧は「米国食品大手のクラフト・フーズ社、マクドナルド、(台湾コーヒーチェーン大手の)85度Cなどの競争相手も雲南アラビカ種への進出に意欲を示している」と指摘している。大市場を背後に、中国産コーヒーへの需要は急速に増していく可能性がある。

中国のコーヒー市場に関して、ロバート・デコベ大中華圏ネスレ総裁は「中国大陸の平均年間コーヒー消費量はたったの3杯。欧州は600杯、台湾は100杯、香港は150杯と比べても発展の潜在力は大きい。(年間300杯以上でアジアトップの)日本の例にあるようにお茶文化の国がコーヒー大国になるのは容易だ」と強気の見方を示している。

現時点で中国がたった3杯なのは味の問題以前に嗜好品を飲んでリラックスするというライフスタイルが一般化していないためだ。上記のプーアル市のコーヒー農家の農民さえコーヒーは飲まないように、コーヒーを飲むのは都市部の若いホワイトカラーなどごく一部に限られている。しかし、潜在的な市場は大きい。国際コーヒー機関(ICO)の統計によると、コーヒー消費成長率の世界平均は2%にもかかわらず、中国はここ数年で約15%の驚異的な伸びを見せている。中国での急速なコーヒー文化の開花と共に、「雲南プーアルと言えばコーヒー」という日が来るのは案外遠くないかもしれない。
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